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液体・ペースト状食品の量り売り、大手4社が試験導入

食品メーカー4社はこのほど、共同で液体・ペースト状の製品の量り売りの試験を行うことを決めた。この夏より、国内の大型店舗3ヵ所で開始する。

量り売りは、容器包装のロスを気にする層への浸透を狙い、オーガニック食品専門店を中心に導入が始まり、大手量販店でも導入が増えている。ただ、2023年の売上高は推定で8億5000万ユーロとまだ規模は小さい。1万店程度が導入しており、リピーターは200万人程度とみられている。

試験導入で協力する大手4社は、ダノン(乳製品)、ベル(チーズ)、ルシュール(食用油)、ミショー(はちみつ)で、ヨーグルトやスプレッドチーズ、マヨネーズなど、およそ量り売りには適さない製品も含めて、技術的手段を整えて、消費者の反応を確かめる機会とする。ほかに食用油、コンポート、はちみつ、メイプルシロップが販売される。

量り売りは概して価格設定が高く、損失率が大きい(5-10%、時には10%超)という問題点を抱えている。穀類につく蛾などの害虫対策も課題となる。液状・ペースト状の製品の場合、リユース前提の小売用ガラス容器を含めて、衛生管理と温度管理などの新たな問題への対処も迫られる。このプロジェクトは、業界団体による廃棄物処理・リサイクル事業受託先の組織Citeoが70%の費用を負担する。

KSM News and Research