フランス情報メディアのET TOI(エトワ)

フランスと日本をつなぐ

1€=

新規登録

グッチのアーティスティック・ディレクターにデムナ氏、ケリングの株価急落

高級ブランド大手の仏ケリングは14日、主力ブランドの伊グッチのアーティスティック・ディレクターとして、デムナを起用すると発表した。7月1日付で就任する。市場はこの発表に失望し、ケリングの株価は同日、10%を超える下落を記録した。

グッチはこのところ不振で、立て直しを期してデムナを起用した。デムナ・ヴァザリア氏は43歳で、ジョージア共和国出身。2015年にケリングは傘下ブランドのバレンシアガのアーティスティック・ディレクターに同氏を起用。若い世代にアピールするデザインとコンセプトでバレンシアガのブランド再興の立役者となった。市場は、デムナの実力は評価しているものの、グッチを立て直すには不十分とみている模様で、この任命への失望から株価は急落した。投資家らは、ケリングが外部から大物を招聘すると期待しており、グループ内の席替えでは満足しなかった。

グッチは2015年に就任のアレッサンドロ・ミケーレの下で販売を伸ばし、ケリングの成長を支えたが、潮目が変わり、2022年11月にミケーレはグッチを去った。それ以来で停滞は続いており、それがそのままケリングの不振となって表れている。

KSM News and Research