伊トレニタリア(イタリア国鉄FS傘下)がパリ・マルセイユ間の高速鉄道に参入する。6月15日の運行開始に向けて、3月11日に乗車券のオンライン販売を開始した。毎日4往復を運行し、パリ・リヨン駅とマルセイユ・サンシャルル駅を3時間20分で結ぶ。途中駅はリヨン・サンテクジュペリ、アビニョン、エクサンプロバンスに停車する。ひとまず27ユーロからという料金で売り出す。
トレニタリアは、フランスの高速鉄道市場自由化で初参入した外国鉄道会社で、2021年に傘下のThelloがパリ・リヨン・ミラノ間で運行を開始した。2023年にはスペイン国鉄レンフェも、マドリード・マルセイユ間とバルセロナ・リヨン間で高速鉄道の運行を開始した。仏国鉄SNCFの旅客事業部門SNCF Voyageursでは、2030年までに両社が仏国内の黒字路線のほぼすべてに進出する計画だと予測している。 対するSNCFは、格安高速鉄道「Ouigo」名義で、スペインで5路線を運行している。イタリアへは2026年の進出を目指して準備中。