仏FDJ(宝くじ)は6日、2024年業績を発表した機会に、新社名を発表した。2024年にスウェーデンのオンライン賭博大手Kindredを25億ユーロで買収したことに伴い、社名を「FDJユナイテッド(FDJ United)」に改める。欧州規模の展開を象徴する新たな社名を選んだと説明した。
Kindredは、欧州諸国でUnibet、Maria Casinoなど様々なブランド名で事業を展開していた。FDJはこれを統合したが、これらのサービスのブランド名については維持し、仏国内の宝くじ事業はFDJ、アイルランドの宝くじ事業はThe National Lotteryなど、従来の名称を引き続き用いる。
FDJは2024年に、30億ユーロを超える収入を達成した(10月よりKindredを連結した数字)。増収率は17%、有機的成長率は10%となった。EBITDAは20.6%増の7億9200万ユーロで、EBITDA利益率は過去最高の25.8%に達した。
Kindredを2024年1月1日付で連結していたとしたら、収入は38億ユーロ、EBITDAは9億6400万ユーロに上っていたはずだった。2025年については、収入が前年並み、EBITDAが減少と予想。オランダでの規制強化と、フランスにおける社会保険料増額の影響を折り込んで、厳しい予測を採用した。FDJはこれに対応して、2025年に2000万ユーロ、2027年時点では1億ユーロのコスト節減を進めると説明。うち半分は、買収事業のシナジー効果で、半分は、デジタル・ソリューションの最適化などで達成する。