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ヨーグルト容器の分別キャンペーン、業界団体が開始へ

フランスの乳製品メーカーが協力してヨーグルト容器の分別回収キャンペーン「#TriTonPot」を開始する。容器の蓋に、笑顔のヨーグルトマークと「分別してね」、「黄色いごみ箱行き、洗わずに」などの短いメッセージを印刷し、消費者に協力分別を促す。キャンペーンは2月22日から約6ヵ月間にわたり行われ、5億個の容器にメッセージが付けられる。

これまでヨーグルト容器の多くは家庭ごみと共に焼却されるか埋められていたが、2023年に分別規則が見直され、リサイクルごみ用の黄色いゴミ箱に捨ててよいことになった。重ねず一つずつばらばらにして捨てる規定になっており、洗わずに捨てることが推奨されているが、洗わずにリサイクル用ごみ箱へ捨てるのをためらう消費者は多い。そのため業界団体Syndifraisは、このたびのキャンペーンを立案した。 大手ダノンはこのキャンペーンには参加しないが、「趣旨には賛同している」、「2022年以来、製品に分別情報を取り付けているし、2024年からは乳製品の販促キャンペーンに分別を促すメッセージを加えている」とコメントした。

KSM News and Research