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レガミのボールペン、小学校で流行

小学校でレガミ(Legami)のポールペンが流行している。男女を問わず小学生の間で利用が広がっている。

レガミはイタリア・ミラノ発のステーショナリーブランドで、愛らしい外観に特徴がある。子どもの間では、少し前までビック社の4色ボールペンが流行し、カチカチとペン先を出したりひっこめたりする音が教諭らをうんざりさせていたが、レガミはその後を受けて人気が高まっている。キャップと軸がかわいい動物になっていて、コレクションの意欲も触発する。末端は消しゴムになっていて、ボールペンなのに簡単に消せるのも売り物の一つ。1本の価格は1.95ユーロで、全部集めると30ユーロ程度になるという。新しいシリーズも投入されるので、ブームが続くうちは市場は奥深い広がりが見込める。

パリ市内の小学校に通うエンマちゃん(10)は、「今年になって流行りはじめた。私は誕生日にもらったの。私は書くのに使うけれど、集めるだけという子もいる。私も、インクがなくなって空になったのをとっておいてある」と証言する。この種の製品がはやると、必ずなくなったり盗まれたりという事件が発生するため、レガミ禁止令を生徒と保護者に通告する教員もある。

KSM News and Research