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仏Culturespaces、東京に進出予定

ライティングによる没入型イベントを「アトリエデリュミエール」などの名義で運営する仏民間企業Culturespaces(キュルチューレスパス)が内外で展開を広げている。
同社はブリュノ・モニエ氏が設立。現在は350人を雇用し、年商は7500万ユーロに上る。年間に400万人の入場者数を達成している。一連の展開により、2025年には8500万ユーロ・500万人の達成を目指す。
フランス国内では、パリ、レボードプロバンス、ボルドーに、外国ではニューヨークや韓国の2ヵ所などに常設施設を置いている。公共サービスの運営受託方式(ボルドーなど)と直営方式(パリなど)などの方式を採用。独ハンブルクでは10月17日に2000平方メートル・2フロアの常設施設を直営方式でオープンする予定。1000万ユーロを投資し、年間60万人の入場者数の達成を目指す。ちなみに、パリでは95万人、ボルドーとレボードプロバンスでは各80万人を達成している。東京では、某テレビ局との提携により、2026年に常設施設をオープンする予定だが、こちらはフランチャイズ方式で展開する。
同社は、ゴッホの没入型ライティングのコンテンツを開発(開発費は約50万ユーロ)して名声を得た。この10月には、仏人気漫画アステリックスと「星の王子さま」の興行をそれぞれパリとボルドーで開始する。これらコンテンツについては世界対象の独占権も設定した。評判になったクリムトのコンテンツは巡回展として興行しており、これまでに7ヵ所で行ったが、近くブラジルのサンパウロでも開催する予定。
KSM News and Research