パリのイダルゴ市長が7月17日午前、かねての約束通りセーヌ川で遊泳した。パリ五輪組織委のエスタンゲ委員長とイルドフランス地域圏ギヨーム知事も合流した。市長は5分間ほどで水から上がり、セーヌ川の安全性と快適さをアピールした。
セーヌ川では、トライアスロン(7月30、31日と8月5日)、マラソンスイミング(8月8、9日)、パラトライアスロン(9月1、2日)競技が予定されている。6月は連続降雨の影響で水質が悪化していたが、パリ市とイルドフランス地域圏によると、過去2週間のバクテリア検査結果は全体的に良好だという。環境NGOのSurfriderが6月26日と7月4日に五輪競技コースで行った標本検査でも、大腸菌と腸球菌のレベルは国際スポーツ連盟の遊泳許可基準を満たしていた。
イダルゴ市長より一足早く、7月13日にはウデアカステラ・スポーツ・五輪相がセーヌ川に飛び込むパフォーマンスを見せた。マクロン大統領もセーヌ川遊泳を2月末に約束したが、こちらは未だ実現してない。
KSM News and Research