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気候不順目立つ、全国的に温度が低め

この春は気候不順が目立っている。温度が上がらず、降水も多くなっている。

このところは温暖化の影響もあって、6月中には毎年のように、真夏並みの暑い日々が続くことが多かった。今年は全般的に気温が低めで、特に10日から13日にかけては、コルシカ島を除く全国で低温が続くものと予想されている。北仏ではすでに数日前から冴えない天候の日々が続いていたが、北極圏から寒気が流れ込む気圧配置となり、低温が全国に広がった。平年比で5-6度程度の低さであり、寒さというほどではないが、それでも10月並みの気候だという。ピレネー山脈の標高2000メートル以上の場所では11日に雪が降る見通しで、全国でも所により特に朝方には気温が10度を下回る見通し。13日以降には気温はある程度上昇するが、週末にかけては天気が崩れて雨模様となる見込みという。北仏を中心に、天候不順で観光業の苦戦が目立つが、過去の例をみても、6月の低温が7月以降も続くとは限らず、逆に記録的な猛暑となる可能性もあるという。

KSM News and Research