美しい風景に長い歴史、年間約7,500万人(2022年度)が訪れる観光大国フランス、その首都パリ。パリに何回も来ているという方も、パリのことをすべて知っているという方も、思わず「へ~」と声に出してしまうようなトリビアをご紹介します。
セーヌ川に架かるコンコルド橋 Pont de la Concorde。パリ1区にあるコンコルド広場と7区のオルセー河岸を結び、パリの中で一番交通量が多いこの橋は、1787年〜1791年にかけて建築家ジャン=ロドルフ・ペロネによって建設されました。
実は、この橋の一部は、1789年のフランス革命時に破壊されたバスチーユ監獄の石で作られています。これには、「パリの人が毎日、王政の象徴だったバスチーユ監獄を踏みにじることができるように」という意味が込められているのだそうです。