2022年の旅券法令改正により、パスポートの新規発給、および更新の手続きが一部変更となります。変更は2023年3月27日からです。詳細は以下のとおりです。

1. 戸籍謄本の提出

パスポートの申請には、これまで戸籍謄本または戸籍抄本のいずれかの提出をしなければなりませんでしたが、今後は戸籍謄本を提出します。

2. 査証欄（ビザページ）の増補の廃止

今後、パスポートの査証欄に余白がなくなっても増補ができません。
余白がなくなった場合は以下2通りの方法があります。

1. 残存する有効期間が元のパスポートと同じ「残存有効期間同一旅券」を発給申請する
2. 切り替え申請として新たなパスポートを発給申請する

3. 申請書の変更

パスポートの申請書の様式が変更になります。2023年3月27日以降、旧申請書は使用することができません。

4. 旅券発行後6か月以内に受領せず、再度、旅券を申請する場合の手数料

パスポートが発行されて6か月以内に受領せず、同パスポートが失効となり、その後5年以内に新たなパスポートを申請する際は、手数料が通常よりも高くなります。ただし、これは2023年3月27日以降に申請したパスポートが未交付のまま失効した場合に適用され、それ以前の場合には適用されません。

参考URL：在フランス日本国大使館　パスポートの新規発給（更新の場合を含む）
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/pass-shinki.html