\こんなイベントに行ってきました/
チョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラ Salon du Chocolatが今年もパリにて開催されています。昨年まではまだまだコロナ禍の影響が感じられた当見本市でしたが、今年は出展者も参加者も増え、初日から大盛況。午後にはどこのブースもたくさんの人で、まっすぐ歩くのが困難なほど! 日本からも複数の店舗が出店されていました。
\見どころはこちら!/
錚々たるショコラティエのお店が一堂に介し、美しいチョコレートがずらりと並べられる光景はまさに圧巻。試食ができる店舗もありますので、一つひとつ味わいながらじっくりとお気に入りの一品を見つけられるはずです。 また、毎日開催されているファッションショーも見逃せません。ドレスはなんとすべてチョコレートでできているというから驚き! ショーの時間以外は会場内にドレスが展示されているので、時間帯が合わないという方も実物を目にすることができます。
\キャトルエピスがC.C.C外国人部門アワードを受賞/
今年は日本から出展した「キャトルエピス」さんが、本イベントのC.C.C. (Club des Croquers du chocolat ) ÉDITION 2024の外国人部門において、栄えある「RAFFINEMENT(洗練の意)賞」を受賞されました。
“「かわいい」「たのしい」「おいしい」の力が合わさり、笑顔をつくる”を第一とし、静岡で2店舗を経営するキャトルエピスさん。オーナー兼ショコラティエの藁科雅喜シェフへ受賞の感想を伺いました。
── 今回の受賞についてどのようなお気持ちですか?
お菓子の仕事をしてきたなかで一番うれしい出来事です。サロン・デュ・ショコラへの出展は昨年に続いて2度目。大好きな街パリに、自分の作ったチョコレートたちを連れてくることができ、お客さまと対話ができる。そして今年はこのようなすばらしい賞までいただくことができ、本当に幸せです。
── サロン・デュ・ショコラ出展への想いを教えてください。
チョコレートを単に「売る」のではなく、それを通して「想いを伝え」、「心を豊かにする」ことを大切にしたいと考えています。ここではお客さまと言語は異なりますが、チョコレートを通してみなさんと対話することができる。こんなに楽しく喜ばしいことはありません。フランスの方々はチョコレート愛も強く、カカオの風味や甘み、香りなど、試食をしながらじっくりと吟味される方が多いです。時にはお子さんがカカオ分のパーセンテージを指定されることもありますよ(笑) 試食をして「この味は好みではない」ということもありますが、それも含めてコミュニケーション。サロン・デュ・ショコラは、世界中のお客さまときちんと対話できる貴重な場だと思っています。
10月31日(火)11時〜13時には、サロン内ESPACE JAPONにて藁科シェフによるデモンストレーションが予定されています。今回C.C.C.受賞チョコレートとなった「bonbons au chocolat épice japon」をチョコレートではなく、お菓子で表現されるそうです。ぜひ見てみたいですね
[キャトルエピス]
https://www.quatre-epice.com/index.html
・キャトルエピス富士店(キャトルエピスチョコレート富士店 併設)
静岡県富士市瓜島町152-2、TEL 0545-55-3388
・キャトルエピス静岡店(キャトルエピスチョコレート静岡店 併設)
静岡県静岡市清水区天神2-6-4、TEL 054-371-5020
\このイベントの基本情報/
Salon du Chocolat
会期:2023年10月28日(土)〜11月1日(水)
開館時間:10時〜19時
会場:Porte de Versaille Pavilion 5, 1 place de la Porte de Versailles – 75015 Paris
入場料:大人16ユーロ、子供(3〜12歳)8ユーロ
※他、家族チケット、複数日用チケットなど多数