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02 仔牛のクリーム煮 ブランケット・ド・ヴォー

このコーナーでは、フランスのマルシェや専門店、スーパー等で手軽に購入でき、かつ日本でも購入可能な食材を使って、簡単にできておいしく、おもてなしの場でも活躍するスペシャルレシピを紹介します。
#レシピ


フランス家庭料理の定番メニューのひとつ!

日本の肉じゃががおふくろの味なら、ブランケット・ド・ヴォーはフランスママンの味。仔牛を下ゆでし、作るのに2〜3時間かかるこのレシピ。いろんなレシピを作ってみて、できるだけ簡単に作れるようにアレンジし我が家のレシピになりました。日本のシチュー感覚で仔牛の代わりに鶏肉を使えば30分の煮込み時間で完成するかと思います。インスタントルーでは味わえない本物の味をぜひ試してみてください!



材料(約6人分)

・仔牛肉 1 kg
・バター 30 g
・たまねぎ 2コ
・にんじん 4本
・マッシュルーム 250 g
・小麦粉 大さじ2
・水 500 ml
・コンソメ 1コ(※約11 g/日本の固形コンソメなら2コ使用)
・白ワイン 250 ml
・セロリの上部分の茎 1本(風味づけ)
・ローリエ 1枚
・生クリーム 大さじ2
・卵黄 1コ

作り方

① 煮込み用の深鍋にバターを溶かし、5 cm角程度に切った仔牛肉を全表面に全表面に焦げめがつく程度炒める。
② くし形に切ったたまねぎを加え、さらに炒める。
③ たまねぎが透明になれば、小麦粉を具材の上に振りかけ、全体を木べらで混ぜあわせ、そのまま1分程度炒める。
④ 水500 mlを3回に分けて鍋に注ぎ、小麦粉を溶かす。
⑤ 鍋にコンソメ、白ワインを投入する。
⑥ 輪切りにしたにんじん、軸を切ったマッシュルームを丸のまま、葉を取り除いたセロリの茎、ローリエの葉を加え、弱火でときどきかき混ぜ、アクを取り、1時間半煮込む。

煮込み時間は確かに長いですが、弱火でコトコト愛情たっぷり作ることがおいしく仕上がるポイントです!! 圧力鍋を使っては反則! とフランスママン達に怒られます。

⑦ セロリの茎、ローリエの葉を取り出し、食べる直前に火を止めた鍋のソースに生クリームと卵黄1コを混ぜあわせて完成!

写真の付け合わせは、別ゆでしたじゃがいもとブロッコリー、雑穀入りごはん。シチューのようにパンと食べてもおいしいですよ。


最後の仕上げ(生クリームと卵黄を入れる)前に分ければ冷凍保存も可能です。
温め直して食べるときに最後の仕上げを足して、召し上がれ。

この記事の執筆者

La bonne poire ラ・フランスの台所

Recettes japonaise en français &フランス生まれのレシピ集。
おいしいものを食べること、料理することをこよなく愛す、フランスに住む日本人女子によるレシピサイト。フランス生まれのレシピを日本語で、和のレシピをフランス語でつづっています。
公式サイト

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