Too Good To Goとは?
私たちが普段の生活の中で食べる食品には、実は驚くほどの食品ロスが存在しています。この問題に取り組むべく、ヨーロッパを中心に活躍しているアプリ「Too Good To Go」をご存じでしょうか? このアプリは、食品ロスを減らすことを目的として、お店が余った食材や商品を、お得な価格で提供することができるプラットフォームを提供しています。これにより、消費者はおいしい食べ物をリーズナブルな価格で楽しめるだけでなく、地球環境にも貢献できるのです。
今回は、エトワ編集部で実際にToo Good To Goを利用してみた体験を通じて、アプリの使い方や魅力、注意点などを紹介したいと思います。それでは、さっそくアプリのインストールと登録方法から見ていきましょう。
アプリの使い方から受け取りまで
・アプリをインストールしてアカウントを作成したら、お店を探して予約
まず、スマートフォンのアプリストア(Google PlayまたはApple App Store)から”Too Good To Go”アプリをインストールしたら、アカウントを作成しお店を探しましょう!
アカウントを作成すると、位置情報を元に近くにある参加店舗のリストが表示されます。自宅でもなく職場や学校など、よく行く場所があればその場所を設定し、探すのもよいかもしれません。また、お店の場所は地図上で位置を確認することもできます。興味のあるお店を選んだら、その店舗の“サプライズバッグ”(内容は一定ではなく、その日の余った商品によります)を予約します。支払いはクレジットカードやペイパル、Apple Payが利用でき、アプリ上で決済を済ませます。
今回は「カフェキツネ」と「アンジェリーナ」のお店をチョイス。
・商品を受け取りに
指定された時間帯に店舗へ行き、アプリを提示して商品を受け取ります。受け取り時間は店舗によりますので、確認してから出かけるようにしましょう。どのようなものがもらえるかわからないので、エコバックを持っていくことをお勧めします。お店の方にアプリ画面を見せると簡単にもらえるので、言語に不安がある方でも簡単に受け取れます。
今回買ったサプライズバッグの中身を紹介!
今回は「カフェキツネ」と「アンジェリーナ」の“サプライズバッグ”を購入しました。
「アンジェリーナ」はケーキが2つ。「カフェキツネ」は、ケーキがなんと4つも入っていました。
同日に購入したので、まさかのケーキが6つ! 2日に分けて大変おいしくいただきました。
・おすすめポイント:アプリの魅力を再確認
食品ロスアプリを実際に使用してみた結果、非常によい経験ができました。おいしいものが食べられて、食品ロスの削減に貢献しながら、節約もできるなんてぜひこれからも使いたいと思いました。
アプリは非常に使いやすく、写真が豊富なので直感的に選択が可能で、近くにないお店でも店名がわかれば商品を検索できます。また、お気に入りのお店を登録して通知を受け取る機能も便利でした。これにより、お得な商品があるときにすぐに知ることができ、購入のタイミングを逃さずに済みました。
さらに、このアプリを利用することで、環境への影響を考える機会も増えました。食品ロス削減の取り組みが、地球全体の環境問題にどのように貢献しているのかを知ることができるようになりました。今後もこのアプリを活用し、食品ロス削減に努めていきたいと思います。
Too Good To Goの利用者に話を聞いてみたら
アプリを頻繁に利用しています。パン屋さんを利用することが多く、だいたいいつも同じお店を選んでいます。
Too Good To Goの魅力はなんと言っても「お得」なところ。質と量はお店によりますが、いずれも実際に正規の値段で購入するよりもはるかに廉価に購入することができます。また、食品ロスの削減に貢献できるのもうれしいです。利用し始めた当初、このアプリができる以前はこれほどの量の食べ物が毎回廃棄されていたのかと思うと、正直に言ってショックでした。それほど、Too Good To Goで購入できる食べ物がたくさんあるということです。
また、このアプリでよかったのは、新たなお店を発見できるという点です。特にパン屋さんなどはいつもなじみのお店に行ってしまいがちなのですが、以前から気になっていたお店がToo Good To Goにあると、これを機に買ってみるということにもつながります。実際、現在頻繁に利用しているパン屋さんはこうして購入し始め、今では大ファンになり、通常の買い物でも利用しています。
新たなお店に挑戦してみるときは、各お店に記載されている「ポイント」を参考にしています。このポイントは、利用者が購入後につけることができる評価ポイントです。あまりにポイントが低いときは、値段と量、または質が伴っていないと判断しています。でもここには注意が必要です。やはりそれぞれのお客によって求めるものが異なるので、それとお店側の供給がマッチしていなければ自ずとポイントは低くなります。例えば、サプライズバッグの中身がサンドイッチ類の多いパン屋さんで、ヴィエノワズリを求めている人がこのサプライズバッグを購入した場合、欲しいものが入っていないわけですからポイントは低くなるでしょう。ですから、ポイントを参考にしつつもそれを鵜のみにせず、実際に買ってみて自身の求めるものがあるのかどうか、見極めが必要です。
ただし、そうした「期待していたものと違った」「思ったよりも充実した内容!」など、毎度購入するたびにさまざまな“サプライズ”を得られるのもToo Good To Goの面白い点だと思います。
お店側もお客側も両方が笑顔になれるアプリ。機会があったらぜひ一度試してみてください!
(パリ在住・30代)
日本にもある「食品ロス対策アプリ」
日本にも、Too Good To Goのような食品ロスを減らすためのアプリはいくつも存在します。
日本在住の編集部スタッフが、なかでも有名な「TABETE(タベテ)」を利用してみました。
TABETEは、「すべての「食べて」を、食べ手につなぐ。」をコンセプトに食品ロスをおいしく解消するフードシェアリングアプリです。使い方はToo Good To goと同様、とても簡単。
アプリをインストールしてアカウントを作成したら、お好みのお店とメニュー・ピックアップ時間の予約をして決済。予約のお店でその画面を見せれば「レスキュー」完了!