民放M6の人気番組「トップシェフ」とミシュラン・ガイドが協業する。近く放送される第16シーズンにおいて、優勝したシェフのポップアップ・レストランに星を付与するかどうか審査の上で決定する。 トップシェフは、シェフ発掘番組として2010年に始まった。プロの料理人の勝ち抜きコンテストで、現在ではシェフの登竜門という役割を担っている感もある。過去に出場した人のうち、24人がミシュラン・ガイド1ツ星、3人が同2ツ星を獲得している。ミシュラン・ガイドはこれまでに2回、2014年と2017年に、覆面調査員を番組に参加させる形で協力しているが、今回は提携をさらに進めて、番組と星の付与をリンクさせることにした。ミシュラン・ガイドは4-6人の調査員団を派遣し、すべての放送回とコンテストにオブザーバーとして加わる。調査員団は国際的な構成として、多角的な判断ができるようにする。決選のポップアップ・レストラン対決にも、全行程を通じて評価を続けて、終了時点でただちに星を付与するかどうかを決める。優勝者のレストランは、最終回の放送直後にオープンし、数週間にわたり期間限定で営業される。