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英国総選挙で野党・労働党が圧勝、スナク首相は辞任

英国で7月4日、総選挙の投開票が行われた。中道左派野党の労働党が改選前より211議席多い412議席を獲得して地滑り的勝利を収めた。下院の定数は650議席で326議席以上を獲得すれば単独過半数を確保できる。

中道右派与党の保守党は改選前と比べて250議席を失い、同党として史上最低の121議席に後退した。保守党の有力者の中ではトラス前首相や、シャップス国防相、ビジネス・エネルギー・産業戦略相などを務めたリースモグ氏などが落選した。

この惨敗を受けて、スナク首相は5日、辞意を表明した。国王に会見した上で辞任する。保守党党首としても、即座にではないが辞任することを予告した。かわって、労働党のスターマー党首(61)が5日に国王により新首相に任命される。

ほかの政党では、中道野党の自由民主党が63議席増の71議席、スコットランドの地域主義政党スコットランド国民党が38議席減の9議席、北アイルランドのナショナリズム政党シンフェインが改選前と同じ7議席を獲得した。

KSM News and Research