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失踪幼児の遺体、8ヵ月ぶりに発見

2才6ヵ月のエミールちゃんが去る7月に行方不明になった事件で、3月29日に遺体の一部が発見された。警察が遺体の身元を確認した。警察はあらゆる可能性を考えて捜査を続けている。

エミールちゃんは去る7月8日、祖父母の家がある南仏アルプドオートプロバンス県ルオベルネ村に滞在中に行方不明となった。これまで手がかりがなく、生死は不明だった。29日にはハイカーが山中で子どもの頭蓋骨を発見し、警察に通報。警察は頭蓋骨と歯を回収し鑑定したところ、エミールちゃんの遺体に間違いないことが判明した。報道によると、頭蓋骨が発見された場所は、祖父母の家から1.3km程度に位置し、傾斜が急な場所だった。失踪後に何度か大規模な捜索が行われ、この場所も対象になっていたが、これまでは発見されなかった。付近には川があり、融水で増水して流されてきた可能性や、動物が運んできた可能性、また、人為的に最近になり投棄された可能性など、当局はあらゆる可能性を考えて捜査を進めていると説明した。なお、発見の前日には、ルオベルネ村で新たな現場検証が行われたばかりで、これを偶然と考えるべきかどうかなど、明らかになっていない点は多い。

KSM News and Research