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ソラーレ、通常通貨による決済受け入れを開始

NFTサッカーゲームの仏ソラーレ(Solare)は、通常の通貨(ユーロ、ドル、英ポンド)による決済を受け入れる新サービス「キャッシュ・ウォレット」の提供を8月初頭より開始する。ユーザーを増やす狙いがある。
ソラーレはこれまで、決済手段を暗号資産に限定してきた。新サービスは、Mangopay(フィンテック)の協力を得て開発した。スポーツゲームの愛好者は裾野が広く、暗号資産に抵抗感を持つ人も少なくないことから、そうした層への浸透を図る目的で、通常通貨による決済の受け入れに踏み切った。NFTの狭い枠を飛び越えていわば全国区のプレイヤーとなるのが課題となる。もちろん、従来通りに暗号資産による決済の受け入れも継続する。
ソラーレは専用アプリの運用も年末に開始する予定。その後に大規模なマーケティングキャンペーンを展開し、認知度を高めて成長力の確保を目指す。ソラーレのユーザー数は現在500万人程度。スポーツゲームの世界大手になるとの目標を掲げている。

KSM News and Research