コスメ大国、フランス! 在仏の方も、旅行やビジネス等でフランスに来られる方も、フランスの化粧品や美容、ボディケアなどに興味を持っている方は多いのではないでしょうか?
この特集では、インスタグラムでたくさんのファンを持つRieさんがぜひ試してほしいと太鼓判を押す、フランスコスメをピックアップ。元化粧品会社勤務で、全製品を自身で試しているからこそお勧めできる信頼できるアイテムをご紹介します。
□本連載の過去の記事はこちら↓
No.1 拭き取り洗顔
No.2 化粧水
No.3 紫外線対策リップ
No.4 頭皮マッサージ
\実はSNSで一番聞かれるアイテムは……/
【JONZAC】GEL NETTOYANT DERMO-FRAÎCHEUR
渡仏してから欠かせないクレンジングジェル
パリ暮らしを始めてから、なんとなくインスタグラムやツイッターでフランスのコスメ情報を発信し始めました。そんな中、同じフランス在住の方やヨーロッパ在住の方からコスメについて相談を受けることも。
日本を離れ、フランスで暮らす方から最も聞かれるアイテム。何だと思いますか? 化粧水、洗顔、保湿……?
実は、「クレンジング」。個人的には乾燥対策で保湿系を聞かれると思いきや、クレンジングで初めの頃は驚きました。
そこで理由やクレンジングで困っていることを聞いてみると、多くの方が「乾燥、肌がつっぱる、匂いが強い、保湿」の言葉を挙げてらっしゃいました。
今回は、そんな方々に私がいつもお勧めしている1本でもあります。
そのクレンジングアイテムは、連載第1回目でもご紹介した拭き取り洗顔のブランドJONZACから、ジェルクレンジング。
拭き取り洗顔でもメイクは落とせるのですが、このジェルがまたすばらしい……。
(実際私は夏以外で日焼け止めも軽い日は、拭き取り洗顔で済ます日も多いです。)
ここまで読んで「ジェルなの?」とお思いの方も、少なくないのではないでしょうか。 実際、SNS上で普段メインで使用しているクレンジングを聞いたところ、
オイル派 49%
ジェル派 20%
クリーム派 19%
ミルク派 12%
(回答数392人、他にもバームや拭き取りの方も)
と、手早く落とせるオイル派が優勢。ジェルも予想より多いと思いきや、私がすでにJONZACを勧めていた方が多かったです(笑)
いろいろな剤形がある中で、一般的にジェルのメリットは肌への摩擦が少ないことが挙げられます。が、デメリットとしてオイルに比べると洗浄力が低いと言われています。 個人の感想が他の連載よりも多くなりますが、何本リピートしたかわからないJONZACのジェルクレンジングをご紹介します。
「ケアした?」なお肌になるJONZAC
このジェルクレンジングも拭き取り洗顔と同様に、ミネラルが豊富で抗炎症作用、鎮静、バリア機能の向上などが科学的に認められているJONZACのサーマルウォーターを15%配合。また、肌荒れや乾燥によるトラブルを防ぐカモミールも配合されています。
今ではこのジェルにぞっこんな私も、使う前には日本で使ったクレンジングジェルがしっくりこなかった経験もあり、どうなんだろうなあ……と半信半疑でした。
が、このジェルクレンジングは、使ってみると「ケアしましたっけ?」「お肌がうるうる! きれいになった?」「キメが整っている……」と首を傾げたくなるほど、クレンジング後のお肌が気持ちいいのが特徴的。なのでご紹介すると、乾燥が気になる方も、ツッパリ感が気になる方にも好評です。
また、「ジェルだときちんとメイクが落ちるの?」と心配な方も、問題なし。
他のジェルで感じた落ちにくさ、そこからくる落とそうと手に力が入り、メリットのはずの低摩擦が活かされないような感覚も、このジェルなら何のその。ジェルと言ってもかなり緩くさっぱりした剤形で、細かいところにも伸ばしやすく、他のジェルよりもすばやくきれいに落ちます。ウォータープルーフのアイメイクなどの場合は、専用リムーバーで落としてから使用するのがお勧めにはなりますが、私は落ちにくいリップは乾いた状態でジェルをなじませて落とすこともあります。
しかも99%が自然由来なので、メイクや汚れを浮かす成分も野菜由来。海外のコスメにありがちな“香り問題”ですが、こちらは天然由来で、ほのかにフローラル。香りに弱い私も気にならない程度です。
使用法
① 濡らしたお肌になじませる。
② 軽い泡になるので(洗顔料のようには泡立ちません)、そのままなじませる。
③ 手をぬるま湯で濡らして乳化させてから、お流し。
ボルドー発の温泉水ブランドJONZAC。
ファーマーシーはもちろん、BIO系スーパーにも並んでいるので購入しやすいのもうれしいところ。敏感肌、年齢を問わず使えるので、これからのバカンスで日焼け止めを塗る機会があるだろう男性陣にもお勧めです。
今回紹介したブランド
Eau Thermale Jonzac
*次回No.6「デリケートゾーンソープ」は6月21日(水)公開予定です。