独スポーツ用品大手プーマは、フランスにおいて、完全メイド・イン・フランスのスポーツウェアコレクション(Tシャツ、スウェット、トレーニングウェアなど)を4月4日に発売する。アルデシュ県のChamatex(テキスタイル)と提携して、デザインから縫製・製造まで全ての工程をフランス国内で行う。地産地消型のビジネスモデルの展開により、地元産業振興への貢献とCSRへの取り組みをアピールする。販売はスポーツ用品販売大手Intersport(本社はスイス)を通じて行う。フランスでの製造はコストが嵩むが、その一部はプーマとIntersportが折半で負担し、一部は価格に転嫁されるという。
今回のコレクションでは数万着の販売が予定されるが、成功すれば、さらに製品を増やしたり、販売網を拡大することも想定している。将来的にはシューズも対象とする可能性があるという。